生き残り
毎年一回だいたい秋ごろに職場関連のバイク仲間とツーリングに行っています。
いつも一泊で宿泊地での現地集合、現地解散というのがルールです。僕の職場ってのはあんまりバイクに乗っている人がいないんで、その少ないライダーの交流を持てたらと思ったのが、ツーリングを企画したキッカケで、もう5年くらい続いています。
最近この会が、今年も一年ライダーとして生き残ったことを確認する会になっています。
「ライダーとして生き残る。」
当然、事故とかで死なない、怪我をしないってのもあるけど、バイクを降りないって意味あいが強い。
年齢40歳くらいだと家庭があり、自分ひとりの自由ってのが相当限定された環境になってきている。そういう中で一人で楽しむ要素の強いバイクという趣味を継続させるって難しさがあります。
また女性の場合だと結婚やら出産やらってのがバイクを降りるキッカケに十分なりうるようです。
僕の場合でいうと、サーキットなどに走りに行ったりしているものの、ひとたび転倒などしようものなら、12Rの修理代は軽くウン十万になっちゃって、そんな額がとてもすぐに払えるような経済環境にはいなく、これは十分に降りるキッカケになると思います。
きっと家族や職場からは「ほら見たことか」攻撃を受けるに違いないです。(笑)
また、盗難についても同様です。以前にブラックバードを盗まれたことがあったけど、この時は一人身だったこともあり、盗難直後に12Rを注文したりできたもんですが、今はとっても無理。
今年のツーリングに声をかけるメンバーもみんな同様な環境なのだと思います。うわさではニンジャに乗っているやつがもう2年ほどエンジンをかけておらず、今回脱落する模様です。
でも、他のメンバーは今のところ、ライダーとして生き残ってこれています。
いつまでライダーとして生き残れるのか。いつまでこの会が開けるのか。
自分自身がどうなるかなんてわからないし、ずっと続けられるか自信もありません。
でも、生涯現役ライダーでありたいもんです。
この「生き残りの会」がずっと続けられたらなって思います。
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