台風の来る日
子供の時、台風が来る時ってなんだかわくわくしました。
被災をされた方々に対しては大変不謹慎な発言なのですが、僕は子供のころから台風が来る時ってなんかワクワクしました。これは僕が育ったのが関東地方であり、本当に深刻な被害というのが無かったためかもしれません。
生暖かい風が吹いて、いつもより風がつよくて、テレビではしょっちゅう台風情報をやっている。いつもと違う何かが起きる気がしてワクワクした記憶があります。
今もその気持ちが残っています。
台風が来る時って非日常の何かが起きるような期待感があるのです。以前に東京に大雨が降って皇居のお堀の水があふれた時なんて、ほんとにコイでもとりに二重橋に行きそうでした。
でも、関東周辺の人ってみんなそんな気持ちを持っているような気がします。いや関東周辺じゃなくてもそうかもしれません。例えばテレビで台風中継をしている人ってなんか口では大変そうに伝えているのですが、どうもその言葉の一つ一つに真剣さがなくって楽しんでいるように見えるのです。
人間の気持ちの根底には平穏とともに非日常を求めるなにかがあるかもしれないなって思いました。
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コメント
ども、
今ニュースを見つつ改めて本当に不謹慎なことを書いてしまったなと反省しています。
今回の台風で亡くなった方のご冥福を祈るとともに、被災された方々が一刻もはやく復興されることをお祈りいたします。
投稿: 一休 | 2005/09/08 22:11
ども。ご無沙汰しておりました。
一休さんの気持ち、まったく同感です。私も関東地方出身でしかも内陸だったもので台風や水害にまったく無縁の生活を送っており、今でもとてもわくわくします。(ホント不謹慎ですが・・・)
それとともに最近は、なくなられた人を報道で知ると、まさか台風で死ぬとは思わなかっただろうになぁとも思います。
また、個人的には国政選挙も台風と同じようなわくわく感を味わえます。今週の日曜日は選挙ですね。早朝に投票を済ませ、夜からの開票速報をじっくりと楽しみたいと思います。福岡先生大活躍でしょうね。
投稿: ばらまる | 2005/09/08 00:12