月曜日の朝。4時から起きてトルコGPを見てしまいました。
ストナ-が最後にプレッシャーに負けてマルコメが優勝をさらったってところでしょうか?やっぱし若手の台頭が目立ちます。
実は僕にはちょっぴり気になるライダーがいます。それはホンダのエースライダーのニッキーヘイデンです。
数年前にAMAスーパーバイクから鳴り物入りでMotoGPに参戦したけど、ロッシ等の蔭にあって昨年まではセカンドライダーに甘んじていました。今年からホンダのエースになったヘイデン。今シーズン3戦をコンスタントにポイントを稼いでいますが、彼としては随分不本意なレースなんだろうなぁとひしひしと感じられるのです。
初戦は同チームで250から昇格したばかりのペドロサにぶっちぎられるし、第二戦もロッシにやられる、今回は3位に入ったものの先行したペドロサの転倒によるもの。しかも、ホンダの中で一人だけ開発用マシンを与えられているのに、標準仕様の211V、3台に先行を許してしまうという屈辱的なレースだったと思います。
レース後のインタビューで彼は「楽しいレースだった」を連発してたけど、きっと心中穏やかではないのだろうなぁと想像がつきました。
去年、彼はGP初優勝を果たしているけど、それもホームコースのラグセカでコークスリュー(という名物コーナー)へのラインとりを知っているという地の利を生かしたものだけだったように思えます。
組織からの期待は大きいけど、上からのプレッシャー、下からのプレッシャーをうけてなかなか成果を出せない中間管理職のつらさっていうように僕には見えてしまいます。
でも、そんなヘイデンですが、僕は今年はやってくれるんじゃないかなって期待しています。
というのは、昨年のレースで彼の走りを見ていて感じたことですが、彼はコーナーで転倒したバイクにしがみ付いて離さなかったのです。コーナーを滑るバイクのハンドルを離さないで転倒するなんてなかなかできることではありあません。僕はそこに彼の勝負への執念を感じたのです。
今は苦悩の時期かもしれませんが、最後には勝利の美酒に酔いしれるヘイデンを期待したいと思います。
ちなみにヘイデンさんはこんな方です。
あ!題名ですが、ニッケイヘイキンとニッキーヘイデンを間違えました!(最初からネタばれしてたかな?)
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