「おいしいですよ」
カミ様の誕生日ってことで、かなり贅沢して東京のはずれにあるちょっと名の通ったフランス料理店に行ってきました。
なんと、料理が出てくる前(料理を盛り付ける前)に、ウェーターが切り分ける前の料理をテーブルまで持ってきて、素材の解説をしてくれます。
そこまではいいんですが、その時に「これはおいしいですよ。」と言うのがやけに気になりました。
素材の解説を聞いていると、確かに手が込んでいるのは良くわかるし、自信をもった料理というのも良くわかりますが、おいしいかどうかを判断するのはお客なんじゃないかなって。
僕のように舌が肥えていない違いのわからない人間は、「ノルウェー産のサーモンを○時間かけて燻製する」とか言われても、「酒屋で売っているスモークサーモン」と何が違うの?ってレベルなわけです。
シェフにとっては頑張り甲斐の無い客なわけですが、やっぱり判断するのは客じゃないのかなって思いました。
店の格にそぐわない客だったと言われればそれまでですが、店が客を選ぶかのごとき姿勢が「これはおいしいですよ。」という言葉に現れているように思いました。
店が客を選んで、客も店を選ぶから、高級感を維持できるのかな?などと考えましたが、考えすぎかな。
そんなくだらないことを考えつつ、さて支払いです。
お金を払いながら、「あ~、nissinキャリパーのお金が飛んでく~。」などと考えた僕はやっぱり店の格にそぐわない客なんだなぁ~と実感しました(笑)。
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コメント
ダニーちゃんさんども
フランス料理なんかよりも、夫婦でツーリングの方がずっと楽しそうじゃないですか?
うらやましいですよ。
投稿: 一休 | 2006/09/27 00:15
こういう所に連れて行ってもらった事がない…。
いつも誕生日は…(涙)
いいんです、何もなくて…(号泣)
一休夫人が羨ましい…(嗚咽)
投稿: ダニーちゃん | 2006/09/26 19:19
ども春霞さん。
味についてはカミ様も僕も感動はありませんでした。ただ、めったにできない経験をできたことが良かったと申しておりましたよ。
投稿: 一休 | 2006/09/26 07:05
奥様のご感想は?
投稿: 春霞 | 2006/09/24 20:38