変化
先週僕が風邪でダウンしましたが、今週はカミ様がダウンです。そんな状態なもんで、家でぷらぷらしながら漫画「キリン」を久しぶりに読んでみました。ポルシェとカタナが対決する最初の部分です。
最初にこの漫画を読んでからもう20年が経ちます。初めて読んだ時は確か20歳だったと思います。当時は38歳の主人公の考えることなんて想像もつかないで、同じカタナにたまたま乗っているということで読んでいて、深い意味も考えずにバイク哲学的な何かにあこがれているだけでした。
あんまりバイク哲学を議論するつもりはありませんが、自分自身が38歳をとうに越えてしまった今、主人公の考えのある部分は実感を持ってわかるようになりました。
主人公に言わせると、僕はもう「向こう側」にわたりきった人種だと思います。10代の時にあった憤りというものをとっくに忘れていますし、あまり怒ることがなくなりました。
ただ、彼が言っているターニングポイントということに関しては非常に実感を持って感じるようになりました。もう若くはない。いままでと同じ価値観じゃなくって、新たな価値観に向けた方向転換を図る。
なんかそんな気持ちがよくわかります。まだまだわかりたくないって気持ちもありますけどね。
同じものを読んでも、その時々の自分の気持ちの持ち方で受け取り方が変わってくる。自分は間違いなく変化しているんだなぁって感じました。
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コメント
番頭さん>
まだまだ「こっち側」ってことを言われたいのですよね。
わかる気がしますよ。
投稿: 一休 | 2007/04/23 20:19
こんにちは!
私も20代前半から読んでます。
自分は乗り続けるんだと思っていた訳ではありません。途切れ途切れではありますが、結果として乗り続けているのは・・・
自分でも解りません^^;
ただ、この年齢でもトンガった部分は未だ残っているようです^^;表現の仕方は変わりましたが・・・
(すいません、訳のわからないコメントでした^^;)
投稿: 放浪番頭@home | 2007/04/22 12:55