無題
人は役目を終えると死ぬのかなって自分なりに思っています。その役目を終えるまでは見えない力に生かされているって思っています。
例えば、昭和の終わりとともに美空ひばりや石原裕次郎が死んだのがいい例かなって思います。昭和の日本を元気付けた2人は昭和の終わりとほぼときを同じくして、逝っちゃったように思います。彼らの役目は戦後昭和の日本を元気付けることだったのだろうと思います。
そんな立派な役目じゃなくても、例えば自分がいることで誰かほかの人にちょっとした影響を与えるだけでも役目かもしれませんし、当の本人も理解してない役目もあるでしょうし、死んじゃうことで他の人に影響を与えることも役目かもしれません。
ノリックが亡くなって、一週間が経とうとしています。自分の中ではやっとそれを事実として理解できてきました。そんな時に彼の役目は何だったんだろうなぁってふと思います。
1990年代、バイクという機械では世界を凌駕しつつも、それを操るライダーは片山敬済以降、目立つライダーがいなかった日本に、将来の日本人ライダーの可能性を感じさせる、荒削りだけど、若くて魅力的なライダーがノリックだった気がします。
彼の役目が何だったのか、それが終わっていたのかどうかは良くわかりませんが、亡くなったという事実は動かせません。公道を法を無視したようなスピードで走って生き残っている一般ライダーもいれば、同じ公道でビクスクで亡くなってしまうGPライダーもいる。うまい下手じゃなくって運命なんでしょうね。
ご冥福をお祈り致します。ほんとに天国に行って下さい。
さて、僕の役目は一体何なんだろう。まだ終わっていないことを祈ろうっと
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