GW事後報告
GWにはほぼ毎年浜松に行っています。
カミ様の実家があるというのが理由ですが、東京出身の僕としては、この浜松という地方都市の文化に驚かされています。
浜松では毎年5月の3日~5日まで「浜松まつり」というものが開催されています。これがスゴいんです。
祭りの主な内容は(浜松出身でもない僕が書くのもおこがましいですが)
・山車の運行
・練りと呼ばれる団体行進
・(畳何畳もある)大凧上げ
の三つです。これを各町内会単位で競ってやるんですが、その団結がすごい!
祭りの三日間、町中にははっぴを着た人で溢れています。朝の7時過ぎくらいから、祭り姿の人達が移動を始めます。男性は鉢巻姿のイキなあんちゃんですが、男性だけでなく女性もはっぴ姿でみんな髪の毛を短くまとめてきまっています。
大人も子供も町内会単位でまとまってラッパと笛を吹きながら山車やら練りやら凧揚げで団結するのです。しかも街の中心部であるJR浜松駅周辺は三日間は時間限定で通行止めです。
凧揚げは海岸で行われますが、畳6畳くらいありそうな大きな凧を何十基(?)も揚げて競うのです。会場の海岸につくや、空には凧が溢れていて、おぉっと驚きます。これも町内会の団結がないとできないことだと思います。この凧というのは、その町内会で前年に生まれた赤ちゃんを祝してあげるそうで、町内会全体でお祝いしているというのが素晴らしいと感動を覚えました。
昨年政令指定都市になったばかりの70万都市ですが、それだけでは語れないエネルギーを浜松に感じます。このエネルギーは歴史を考えると少しは納得できます。実は浜松は徳川家康のお膝元なのです。
愛知でもなく静岡でもないという自負があるようなんです。その自負が文化だけでなく、バイク産業もヤマハ、スズキ、ホンダって立ち上がってきたのかもしれません。
なんか、東京にはない特殊なエネルギーを感じる街。浜松はそんな街だと思います。
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コメント
ビアンキ乗りさん>
完全にニアミスっていますね~。いや~偶然ってあるんですね。僕も昨日の午前中、雨の中を見に行きました。ちなみにここにコメントして下さっているrockさんははっぴを着た参加メンバーですよ。
投稿: 一休 | 2008/05/06 21:15
ブログをみてびっくり。
我が家もきょうまで奥浜名湖の三ヶ日に旅行でした。
おとといは家族で浜名湖畔をサイクリング、きのう午前は雨の中、凧揚げ見て、午後はアクトシティの展望フロアから浜松都心部を探訪してました。
もしかしたらどこかで一休さんとニアミスしていたかも。
投稿: ビアンキルック乗り | 2008/05/06 19:13