ロレックス修理 その3
ネット見積を取ったショップが職場に近いこともあり、仕事帰りに行ってみることにしました。
雑居ビルの狭いエレベーターで上がったところにそのショップはありました。入口には『一級時計修理技能士の店』とあります。ぼったくりバーにでも入る気持ちで、勇気を出して入りました。
実物をみてもらって、改めて見積をもらうと、ネット見積と早くもズレが明らかに。
OH 28000
リューズ、チューブ交換 38000
風防 6000〜8000
パッキン 2000
ゼンマイ 6000
歯車2-3枚交換 10000位 計 90000位
となりました。 若干、見積と異なりますが、いい線でしょうか。実際の作業の中で、交換必要な箇所があれば、また値段は加算されると、それで10万位だろうとの事でした。
見積に入ってないベルトはこのタイプのものがもはやなくて、交換すると少し厚めになってしまうそうで、革タイプのベルトへ交換するのを勧められました。規格は19ミリとの事。また、裏蓋も開けてもらって中を見てもらいました。
・手巻きもできる自動巻との事。
・日付が合わせられないと思っていたら、このモデルはそういう仕様だということ。
・中身は比較的キレイ。
・シリアル番号が刻印されていて本物の可能性が高い。
・50年程前の製品
・不思議だったのが、精度は高くて日差1秒程度であるが、磁気を帯びているので、それを直さなければならない。治すと精度は下がるとのことでした。
なんで精度の下がる修理をするのか、全く意味不明。
でも、知らない事がたくさんわかって、ここで決めちゃおうかなとも思いましたが、10万という費用と、技師の方が取扱いの最中に裏蓋を2回も落として、、どうかなと思いとどまりました。
もうちょっと他の見積も取って比べてみようと思いました。
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